『魔法先生ネギま!3』を読みました

適役として吸血鬼エヴァンジェリンが登場することで、一気にバトル要素が加速していますね。これまで謎に包まれていた、ネギの父親の人間像についても少しだけ明らかになります。エヴァンジェリンの夢をネギが魔法の力で覗き見することがきっかけなのですが、どうやら彼女とネギの父親はただ敵対するものという訳でもなさそうです。

元記事で触れているシーン以外で、気になった箇所を3つピックアップしてみます。

アスナに隠された能力とは?ただの人間ではなさそうだぞ


引用元:魔法先生ネギま!(3) 、赤松 健、講談社、Kindle版、p39

上はネギとエヴァンジェリンが初めて戦い、パートナーがまだいないネギが惨敗してしまったピンチをアスナが飛び込んで救うシーンです。画だけを見るとただ女の子が女の子を蹴り飛ばしているだけのパンチラシーンに見えますが、実はそうではありません。エヴァンジェリンはネギと同じように魔法使いです。ネギの父の呪いによって能力が抑えられているとはいえ、戦闘中は身の回りに常に守りの結界をはっており、通常普通の人間では触れることすら許されないはずなのです。

これまでただのお姉ちゃん的な扱いだったアスナが、そんな彼女をいとも簡単に蹴り飛ばした訳です。たしかに以前の巻でも運動能力の高さ(ネギが杖で移動する速度は自動車と同じレベルなのに、それと互角の速さで走って逃げるなど)が描かれていましたが、これでアスナがただの人間ではなさそうなことがよりハッキリとしました。

さらに言うとこの巻で魔法使いとそのパートナーが契約をすることで、パートナーにも魔力が分配されてパワーアップするという設定が登場するのですが、このシーンはアスナとネギがその契約をする前の出来事なのです。つまり、彼女の素の状態での能力ということになります。間違いなく只者ではないですね。

長瀬さんが中3とは思えないほどにかっこいい


引用元:魔法先生ネギま!(3) 、赤松 健、講談社、Kindle版、p115

上は自分のせいでアスナ達を戦いに巻き込んでしまう事に負い目を感じたネギが、部屋を飛び出した後に山で長瀬さんと遭遇、最終的に一緒にドラム缶でおフロに入るシーンです。(羨ましい)

長瀬さんはネギが元気がないことも見透かしている様子で、それを励まそうと自身の修行に参加させたり、アドバイスをしたりするのですが、かなり達観しているように見えます。いつもニッコリとしたその表情にはまるで大人のような余裕を感じ、とても中3とは思えない格好良さがあります。結果的にネギも長瀬さんに諭されて心の整理がついたようです。

因みに長瀬さんも忍者なのかなんなのか、何かしらの能力者であることがほのめかされています。

アスナとネギの初キスは不意打ちで訪れる


引用元:魔法先生ネギま!(3) 、赤松 健、講談社、Kindle版、p179

自分一人の力でなんとかすると決心したネギは、エヴァンジェリンと再戦をしてあと一歩のところまで彼女を追い詰めます。が、ネギの作戦もむなしく彼女らを捉えた拘束用の結界が科学の力?であっさりと解除されてしまい、再びピンチを迎えることになります。

そんなところにアスナがまた助けに入り、「迷惑でもなんでもないんだからもっと私を頼っていいんだよ(天使)」的なことを言ったあとに二人の初キスが突如訪れます。コマ割りとしても、不意打ちであることが強調される流れになっています。

実はこの前にもアスナがおでこにキスをするという形で仮契約をしているのですが、カモ君曰くそれでは中途半端で本来の力を得るためにはちゃんとキスをする必要があるそうです。そう、読者からしてもそこはちゃんとやってもらわないと!ってことですね。この理屈で言えば、例えばディープキスとかその先のことまでやった場合はさらに強くなるのか?なんていう妄想も膨らみますね。

まとめ

他に印象的だったのは、エヴァンジェリンに操られた佐々木まき絵ですね。相変わらずリボンさばきが神がかっていて、ユニークなキャラクターになっていると思います。ネギや父の人間性についての描写もされていて、主人公としての優しさや王道的な一面も見ることが出来ます。

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Posted by よたいち